矢野帆夏からの宿題
「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の第2回大会のグループ予選について、既に各メンバーは歌唱曲を決めて申請しているとのこと。なんなら今月末にも予選の収録があるかもしれないとか、ないかもしれないとか?
ファンとしては何かとやきもきするところだけれど、まあどうすることも出来ないので今回も大人しく黙って応援するしかない。
そんな中、今年3月の握手会で矢野さんから出された宿題について、もしも第二回があったらその時に向けて何か考えておこうとおもったものの、なかなか思いつかず結局今日まで放置してしまっていたこの宿題についてあれこれ考えてみた。
豊洲PITでの感動のFINALIST LIVEの後にもじわっと思っていたことなんだけど、さらに野島樺乃さんのソロ公演を見て(配信で)確信的に思ったことなんだけど、あくまで個人的な好みと前置きしたうえだけど、男性曲のカバーっていいなと。
樺乃ちゃんが歌う「レイニーブルー/徳永英明」がほんとうに素晴らしいなと思って聴き惚れてしまったことと、その前に豊洲でも山崎亜美瑠が「さよならエレジー/菅田将暉」、矢作萌夏が「I LOVE YOU/クリスハート」、とそれぞれ男性曲をカバーしたパフォーマンスがすごく良い印象だったところに樺乃ちゃんのレイニーブルーがきたから、なんだか矢野さんにも歌ってほしいなとぼんやり思ってしまった。同豊洲で歌った「どんなときも」は井上苑子のカバーだったから。
これまで正直カバー曲って好きではなかったんだけど、どういうわけだか豊洲でのライブ以来イメージが変わってしまった。世間によく出回っている男女問わずベテランシンガーの自己陶酔的な濃い世界観と移調による原曲のイメージ(調性)崩れがとても苦手だったことが理由なんだけど、それがなんで急に苦手でなくなったのか自分でもわからない笑。
それで、矢野さんにいつか歌ってほしいなと思った曲のトップ2はこの二曲(+1曲)
①「楓/スピッツ」 作詞:草野 マサムネ 作曲:草野 マサムネ
曲としては今さら説明する必要もない名曲中の名曲なんだけど、なにが難しいって女性が歌って効果的に聴かせられるキーを探すのが難しい。オクターブで同調すればサビの高音が死んでしまうし、移調したときの違和感を自分の歌の味でオリジナリティーへと昇華できるかどうか、そういう歌唱力と表現力が歌い手にあるかどうか。
あくまで自分が思うのだけど、調をB、或はCあたりにもってくれば矢野さんの喉に当たると思う。サビの♪さよなら~の高音がいちばんの聴かせどころなのでどうだろう?帆夏ちゃんにいつか歌ってほしいな。
②「歌うたいのバラッド/斉藤和義」 作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義
同じく言わずと知れた名曲。これもキー探す必要あるけど楓ほど難しくはない。けれど歌うことに関して楓よりもぐっと難しいように思う。テンポ感があまりない曲で、間延びしないように聴かせられるだけの力がやっぱり歌い手にあるかどうか。でも決まればめちゃくちゃ矢野さんかっこいい!と思うんだけどな。
敢えてなにもいわない。
〇コンペ向きの曲とエキシビション向きの曲について
上に挙げた曲って、歌が決まれば効果的なんだけど、どちらかと言えばエキシビション(この場合FINALIST LIVEを指す)に向いた曲。コンペティション(予選及び決勝)にはコンペティションに向いた曲というものがおのずとある。
前回同様、今回も何が不安って例えば渡良瀬橋のような平坦な曲と愛をこめて花束をのような振幅の大きな曲を同じ傾斜配分の審査をする(だろう?)ってこと。誰だって瀧野由美子のぞうさんと、野島樺乃のパートオブユアワールドを同じフォーマットで審査したらおかしいと思うでしょ(両方の良さがあるよという意味)。あと、好きになって良かったを歌った今村美月と高柳明音の二人の歌を聴き比べたうえで、なぜ?どういうところが点数の開きとなったのか大凡説明のつかないこと。すべてが審査員個人の胸先三寸だったらそれコンペじゃなくてただの だから。
すでに全員の歌う曲が決まっているのであれば(決まってなかろうと)、黙って見届けるしかないので、矢野さんが選択した曲をとにかく受け入れてテレビの前で全力で声援を送るだけ。それがどのような曲であってもいいので、是非全力で!
〇もしもSTU48号で矢野帆夏のソロ公演があったら
歌唱力No.1のことになるとどうしてもあれなので、頭を切り替えてほのたんのソロ公演で歌ってほしい曲を考えてみた。
矢野さんのお母さんならきっと知ってそう。青春時代の曲だと思う。
とても綺麗でのびやかな歌声。聴いていて心地いい歌声。
矢野さんにも一度是非聴いてほしいし歌ってくれたら嬉しい。
②「一番綺麗な私を/中島美嘉」作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
自分が愛してやまない作曲家、杉山勝彦さんが作詞も手掛けた作品。
日本的な抒情を醸し出す四七抜き音階、昭和歌謡を感じさせつつでもどこか洗練されていて、ほのたんの佇まいにも絶対に似合う曲だと思ってる。
③「WILL/中島美嘉」作詞:秋元康 作曲:川口大輔 編曲:冨田恵一
秋元作品なのでやりやすい笑。J-POP史上最高かと思うくらい冨田恵一のアレンジが素晴らしくて自分としてはすごく敬意を抱いている曲。中島美嘉の曲とか世界観って、なんだかほのたんとマッチするんじゃないかって勝手に思ってる。
④「幸せになりたい/内田有紀」作詞:広瀬香美 作曲:広瀬香美 編曲:本間昭光
これもお母さん世代(笑の曲。
あまりヒットしなかったんだけど、でも思い出に残っているいい曲だしキーがそのまま矢野さんに当たってるしすぐにでも歌えそう(笑。
ほのたんの情感込めた歌い方にとてもマッチすると思うんだな。
⑤「君はロックを聴かない/あいみょん」作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
「マリーゴールド」もいいんだけど、単に自分の好みがこっちだっただけでほんとはどっちでもいい。カラオケ大会のときにファンの前で披露したとのことなんだけど、自分も是非聴いてみたい。
このあたりも定番曲でいろんなメンバーがこれから歌いそうだけど、ほのたんのも機会があれば聴いてみたい。ゲド戦記を最初に聴いたときから手嶌葵さんの声って心の奥底に触れるもの感じる。じっと聴き入ってしまう。そういう声や歌い方に圧倒的な説得力がある。とても個性的なシンガー。
⑦「スローモーション/中森明菜」作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお
⑧「さよならレイニー・ステーション/上田知華+KARYOBIN」
作詞:門谷憲二 作曲:上田知華
さよならレイニーステーション - 上田知華+KARYOBIN
ほのたんはきっと今井美樹さんの曲をたくさん聴き込んでいると思うんだけど、作曲家上田知華(或は作詞家岩里祐穂)を辿っていくと日本のポップス、特に女性シンガーの足跡とか関係性がすごくわかってくるんだ。いまこの曲をカバーして歌ってる人っているのかな?わからないけどたぶん歌えるのはほのたんじゃないかって思ってる。
〇最後に
⑨
これしかない!
がんばれ矢野帆夏!