GO!GO! little SEABIRDS!!公演雑感 ②

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心愛ちゃん優勝!

〇お見送りについて

たしかにお見送りはありませんが、「夢力」のあと、そしてENの「原点」のあとに充分な時間があって、各メンバーは客席に手を振って声援に応えてくれます。たぶんここで見つけてくれるはずです。自分の受け止めにすぎないですが、二日目公演ではゆみりん、ほのたん、心愛ちゃん、三人全員に見つけてもらったと思っています(たぶんね笑)。メンバーのメールを読んでいても、あのタイミングで見つけているようなことを書いていますし、そういう報告をあげている方を何人も見かけました。

 

お見送りがないことを残念に思っているファンが大変多いように思うのですが、自分はあの旗だけが最後になびいている演出が好きなので、その世界観を損なうかたちでお見送りが復活することのほうにむしろ違和感を感じます。

 

自分としては、手を振る時間帯にみつけてもらったらそれで充分です笑。でも後方の席だと難しかもしれません。その場合はあきらめる。そもそもAKBGの劇場公演の慣習やシステムに浸かっていなかった新参オタクなので、おそらく他の古参ファンの方よりも受けるダメージが少ないのだと思う。それはそれでよかったかなと。

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ゆみりんが自分のファンを見つけた時によくする顔、まさにこんな感じ
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心愛ちゃんもほのたんもすごく探してくれます

 

〇アンコールについて

既に板についてきたようなので問題ないと思いますが、個人的には、せっかく「瀬戸内の声」が流れているのに、それを打ち消してコールを打つのは無粋に思えて仕方がないです。というのも、これも個人のあれですが、あの場面の「瀬戸内の声」ってすごくスケール感をもった壮大なアレンジで、本来は素朴で穏やかな「瀬戸内の声」をワールドワイドに届けられる仕様になっているのではと思っているからです。ハリウッド映画でよく使われているようなオーケストレーションで、もし外国の人が耳にしてもなじみやすい、情景をイメージしやすいアレンジになってる。せっかく音が流れているのを無理やり打ち消さねばならないのはちょっと悲しくて、、、、。

出来ることならカーテンコールを続けて、メンバーが登場してから「それではカーテンコールにお応えして、アンコール披露させていただきます」と口上を述べるほうが自然だし、エンタメとしては一般的。着替えの時間を考慮して1分(2分?)間は全員が無言で耐えて(笑)、誰かの口上を経て大声でアンコールをがなり立てるスタイルが自分には不自然。というか、もう着替え自体をしていないし 従来のスタイルに固執する必要があるのかなと。

 

関係ないですが、先日豊洲PITで行われた歌唱力No.1決定戦のファイナリストライブでは、まさに自然発生的に手拍子によるアンコールが起こりました。誰に指示もされずお客さんそれぞれの自分の意志で。そんな風になればいいなと思いますがそれも新参者故言えることでしょう。

 

 

〇総合的な評価・見方

どうしても批判的な意見のほうが悪目立ちしている印象。自分の応援しているメンバーが初日に選ばれなかったこと、AKBG以外の曲がセットリストにはいっていること、それらが総じて演出家への批判につながっていること。そんなところでしょうか。「従来のAKBの公演っぽくないのがけしからん」的なニュアンス。

 

実は自分もこの中で嫌いな曲がいっぱいあって、単純に曲だけ取り出せば嫌だなと思う曲はあります。が、実際に船上劇場に座って見てみると、きちんと意図なり理由があってこうした選曲になった、ある狙いのもとこういう構成になっているということが、理屈抜きに伝わるようになってます。もちろん感じ方に個人差があるという前提ですが。それらを実際に自分の目で、耳で、体で感じた時に、あぁ自分はしょうもないことにこだわっていたなと思いました。よくぞこういうことに挑戦をしたものだなあと、素直に尊敬します。魅了されるダンス、生の歌唱とハーモニー、楽器演奏などの新しいことがいつもの力いっぱいにさらに加わっている。あと、音の迫力と振動も重要な役割をはたしているかもしれません。

 

初日公演が終わったあと、ほのたんからメールが来てて、すごくいいことが書いてた。内容をかいつまんで書くと、

・みんなキャストとセットリストに目がいきすぎてる

・そこじゃない

・主導権は私たちにある

(たぶんこれは今村氏の薫陶で、エンタメの主人公は演者であって観客が主導するものではないという意味だろう。人の心を動かすのは演者なのだという徹底した考え。)

・いちど、見に来てほしい

・私たちのやっていることに間違いはないはずだ、自信ある

こんなような内容が力強く書かれてあって、今思えばこれに尽きるなと思う。配信をみたあとでこのメール見た時には意味がわからない部分もあったんだけど、実際に見てなるほどそうだなと思うところが大きかった。

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〇この公演でいちばん好きなところはどこ?

ここ(あ)

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 とにかく明日、二度目の船上劇場(乗船としては三度目)に行ってくるので、もしかしたら雑感③でまた何か書くかもしれません。わかりませんが。

 

                          (だいせんせ)