暗闇から4年
※2018年2月25日読売新聞日曜版より一部
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インターネットの普及により情報はあっという間に拡散するので、各地でオーディションをしても参加者から昔のような地方色は出てこない。
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部活で真っ黒に日焼けしたコもいたし、健康的にパンパンに太ったコもいたし、お姉ちゃんのお下がりなのかサイズの合わない制服を着たコもいた。それでも、みんな、瀬戸内の太陽や風のように爽やかだった。土がついたままの産地直送の新鮮な野菜のようだったとスタッフの一人は言っていた。
「暗闇」誕生にまつわるお話し。石田千穂が書いた挿絵も素朴、これがSTU。いま読み返しても気持ちが少し高揚してくる。”暗闇の後でやって来るもの”、これからも充実した活動ができますように。