大三島で瀧野由美子さんの古いサインを発掘してきた
〇大三島ブリュワリー
大三島に立ち寄ったなら誰もが必ず訪れるであろう大山祇神社の参道に、小さな小さなビール醸造所、「大三島ブリュワリー」さんがあります。神社の大鳥居（もちろんお好み焼き屋さんのほうではない！）から徒歩5分もかからないくらいの場所に位置していて、古い民家を改装したとてもすてきな感じの建物なのですぐにわかると思います。
何年か前？その存在だけは知ってはいましたが、自分が島を訪れるタイミングと営業日があわなかったり、あと車の運転のこともあってこれまではなかなかこちらのビールをいただく機会には恵まれませんでした。
今回、5月22日からテイクアウトのみで営業を再開されるとの報せを見て、これは今しか行けないなと思ったので急きょ大三島へ車を走らせたのでした。
ビールのテイクアウト？？とはなんとも馴染みのない形態なのですが、ペットボトルでの量り売りとなります。５００ｍｌのペットボトルに詰めてもらって持ち帰って飲むスタイルです。今回はタイプの異なるビールを2本購入。1本はお昼頃に持ち帰ったものを宿の冷蔵庫で冷やして夜に飲みました。もう1本は翌々日に飲みました。
今まで飲んできた数々の地ビールや、そして普段の生活で飲んでいる缶ビールを仮に「ビール」と呼ぶならば、このたび口にしたこちらのビールはもうそれらとは似て非なるものだな、と感じるくらいの違いがありました。美味しい！作り立ての美味さがどうしようもない！手作り感がたまらない！風味とのど越し、鼻腔を抜けていく薫り、こりゃたまらん旨さでした！
そんなこんなで、「大三島ブリュワリー」さんを検索してみてください。いろいろ画像とか情報がでてきますので自分的には大三島で立ち寄る場所として絶対におすすめしたいです！
〇久しぶりに大漁でお昼ごはんを食べる
自分が初めて大三島を訪れたのは今から16年前、そして初めて大漁を訪れたのも同じ今から16年前。もうその頃から（それ以前から）ずっと島を代表する繁盛店でいつも大変な行列を並んで食べていました。最近は土曜日に加えて日曜日まで休業日になって平日しか食べられないこと、また平日でもかなり早い時間に行って名前を先に書いておかないとありつけないこともあって、ここ何年かは島を訪れても大漁に寄る機会はなくなっていました。
今回はこういう状況もあって、わりとすぐにお店にはいることができました（笑。久しぶりに海鮮丼（全部のせ丼）を食べました。ボリューム満点でリーズナブルなのはずっと変わってなくて、美味しくいただきました。
店内にはこの店を訪れた芸能人やスポーツ選手、有名人のサインが飾られてあります。自分が座って食べていたカウンター席の前に、広島テレビの宮脇アナウンサーのサインが飾られてありました。色紙には「虹色せとりっぷ」と書かれてあったし、自分もこの番組で宮脇アナとゆみりんが大三島を訪れていたことを知っていたので、ゆみりんのサインもあるだろうと思って探しました。
でもないんですね。
ゆみりんのサインが。
デビューも間もない頃だったから、地元でも人気のある宮脇アナだけがサインを求められてお店に飾られているのかなあ、とか思いながらちょっと切ないなあ、みたいなモヤモヤした気持ちになったので思い切ってお店の人に尋ねてみました。
・だ
「すいません、この番組で宮脇アナと一緒に来てたアイドルの女の子のサインとかはないんですか？」
・店員さん
「あ、ゆみりんでしょ！ありますよ、書いてもらいましたから！」
おおっ、あったのかー、と喜んだのはいいのですが店員さんがそのサインをお店の壁や柱をずっと探しまわってて。見つからない（泣）。
困った店員さんがこんどはおかみさんを呼んできて、「ゆみりんのサインどこですか？書いてもらいましたよね」と。そしておかみさんも一緒になってゆみりんのサインを捜す。その間、店員さん（若い女性です）が、「ゆみりんすごくかわいかったですよー。ファンの方ですかー？」と。「え、は、はい」とちょっと照れる。
二人して捜してもやっぱり見つからなかったので、もしかしたら盗まれたかも？みたいな話しになってうわぁーまじかーとか思ったのですが、ほどなくカウンターテーブルと壁のすきまにはさまっているところを店員さんが見つけてくれました（笑）。とりあえず盗まれてなくて良かったです。そして見つかってよかったです。いったいいつからお隠れあそばしていたのですかね（笑）？
〇西日本豪雨災害のときに
西日本豪雨災害では大三島も被害を受けました。その時に自分がボランティアで訪れた集落やとにかく必死で泥をかきだしたお家はその後どうなっているのだろう？と思ってその場所に行ってみました。
集落の姿は別に変わってない印象だったけど、でもあのお家はどうも放棄されてあき家になっているような感じでした。人が住んでいるようには外からは見えなかった。高齢のおばあちゃんがひとりで暮らしている家で、近くに娘さん夫婦が住んでいるとのことだったけど、元気で過ごされているといいのだけど・・。
ちょっとした地形の高低差で、なんの影響もなかった場所と、水と土砂がいっきに押し寄せてくる場所との違いが極端だったなとあらためて。本当に復興が成ったのかどうかは自分にはわからない・・。
夢力だそうぜ瀬戸内！ pic.twitter.com/dTEg0yGohj
— だいせんせ (@kokokokua2) July 21, 2018
小さな社協なのにボランティアセンターの運営しながらきっちりデイもまわしてるんだな。ひょー。てかこの島にこんなに若い人たちいたんだな。
— だいせんせ (@kokokokua2) July 21, 2018
この日、朝の9時くらいにここに着いたのですが、静寂に包まれている様子があまりに神聖なもの、神聖な空間に思えて足を踏み入れることをかなりためらいました。まだ朝の冷たい空気がツンとしてて、人も誰もいない。静けさ。
なにか神事と言えばよいのか？お祀りごとであるのか自分には知識がまったく無いけれどなにやら奥でおごそかなうちに行事が執り行われていて、ちょっとカメラに収めるのも憚られるように思えてじっと見てた。
神職さんたちが戻られる（どこに？）様子の後ろ姿だけ。
わが身の反省と、そのほか思うところをお祈りしてきました。
瀧野由美子さんと、瀧野由美子さんファンの皆様の心の安寧をお祈りしてきました。
どうか健やかな日々を過ごせますように。
（だいせんせ）
追記
5月22日の時系列
神社→大漁→大三島ブリュワリー→豪雨被害のあった集落→松山へ
不敬ではないかとの指摘があったらいけないので最初にお参りしたことを追記しておこう
追記
次は松山編
