STU48「せとうちめぐり」の感想

f:id:kokokokua2:20180501003929j:plain

 

せとうちめぐり全日程終了しました。

3月の愛媛から先日の香川まで駆け抜けましたね。自分は愛媛と徳島には行けなかったのですが、5県のせとうちめぐりに参加することができました。なによりメンバー、スタッフの皆さん、そして参加されたファンのみなさんも、ほんとうにおつかれさまでした。終わってみれば、本当に充実したイベントだったなあとしみじみ。今後またこういう機会があれば自分には嬉しいのですが、動員数のこととか、或は会場運営の問題とか、ちょっと簡単ではないのかなと思い、自分の備忘録的に感想とかまとめておきたいなと思いました。

 

そもそも、「せとうちめぐり」ってなんだ?というお話しなのですが、 STU48のオフィシャルサイトからの引用となります。

瀬戸内7県周遊握手会「せとうちめぐり」とは
瀬戸内7県にあるイオンモールなどの駐車スペースに、大規模な特設会場を設置し、ライブやステージ企画、握手会を開催します!

それだけではありません!
イオンモール会場では、店内イベント広場にて、メンバーによるミニステージイベント企画も開催!

さらに!!! 
ライブコーナーでは、10曲以上のパフォーマンスに加え、一部撮影自由のコーナーも!!!
(
※12.9情報更新致しました。)

※もちろん、海峡ゆめ広場(山口県下関市)でも、同様のライブ、握手会、ステージイベント企画を開催!
(会場スペースによってはステージに全員が出演しない場合もございます。握手会につきましては全員参加予定となります。あらかじめご了承ください。)

 

 日程なのですが、これも同様にオフィシャルサイトからの引用です。

【瀬戸内7県周遊握手会「せとうちめぐり」】
2018.3.17()イオンモール新居浜愛媛県
http://niihama-aeonmall.com/static/detail/access

2018.3.18()イオンモール広島祇園広島県
http://gion.aeonmall.com/static/detail/access-transport

2018.3.25()海峡ゆめ広場【山口県

2018.4.14()イオンモール岡山【岡山県
http://aeonmall-okayama.com/static/detail/access

2018.4.21()イオンモール徳島【徳島県
http://tokushima-aeonmall.com/static/detail/access

2018.4.22()イオンモール神戸北兵庫県
http://kobekita-aeonmall.com/static/detail/access-transport

2018.4.28()イオンモール高松【香川県
http://www.aeon.jp/sc/takamatsu/access/

 

全国握手会と個別握手会とは別に、もうひとつ別の握手会が存在するの?最初このお知らせを見たときにはピンとこなかったのですが、イオンモール広島祇園ではじめて参加してよくわかりました。ひらたくいえば、「全国握手会の発想を地元、瀬戸内7県に密着して実施する」みたいな感じでした。ミニライブ・握手会に加えて、モール内のイベントエリアでのミニステージの企画があったり、特にミニステージは観覧フリーなので、とにかく「そこに行けば1日STU48を楽しむことができる」イベントでした。とにかくイオンモールさんの全面的な協力がなければ実施が不可能なことを思えば、「地域を巻き込んだイベントであった」とも言うことができるでしょう。

f:id:kokokokua2:20180501003325j:plain

〇感想①

屋外ステージが設定された6か所に関して、その日がすべて晴れだった!

イオンモール岡山だけが屋内でのイベント設定で、なんとその日は雨!)

 

まず乃木坂では考えられないです笑。だいたい雨が多いので、あと台風とかも笑。偶然とはいえ、これだけよくお天気に恵まれたなあと思います。季節がよかったせいもあると思いますが、あらためて瀬戸内って雨が少ない(晴れが多い)んだなと実感。統計上はどうなのか知りませんが。みんな晴れ女?

 

〇感想②

気軽に見ることができた

 

これは、あまり人がいないことの裏返しでもあるのですが、5年間の乃木オタ生活の中で握手会系のイベントには苦行がつきもの、という感覚が身についてしまっているのでw、列に長時間並んだり、ものすごい人口密度の中に放り込まれたりとかがなかったので、拍子抜けするくらい快適だった。精神的・物理的にメンバーをより近くに感じることができたような気がします。よく「遠征しなくて済むからコスパいいでしょ」とか言われたりもするのですが、実はインテックス大阪行くのも幕張メッセ行くのも広島行くのもたいして時間は変わらなかったりします。費用に関してはLCCや高速バス使って東京行くケースと比べたら変わらないですね。最近はノーマルで飛行機とか新幹線に乗らないので「交通費は安上り」という実感はないです。むしろ、せとうちめぐりで各地を訪れるたびに、その地元の美味しいものとかをいっぱい食べてしまったので笑、むしろお金はこっちのほうがいっぱい使ってるかも(最近は塚田農場にも鳥貴族にも行ってませんw)。気持ちがすごくリラックスできてるような。

 

〇感想③

やっぱりAKB48って偉大なんだなあ、と思ったこと。

 

ライブのセットリストの中心はAKB48の曲でした。「ヘビーローテーション」や「365日の紙飛行機」、「恋するフォーチュンクッキー」に代表される誰もが知っているような曲が多くをしめてました。また、懐かしい「言い訳メイビー」や「大声ダイヤモンド」とかも。こうした曲たちをずっと歌い継いで、そして今日まで一緒に残してきたAKBのメンバーとファンの皆さんに尊敬の気持ちを抱きました。自分にはAKBの曲に触れることがものすごく新鮮が体験で、これまでずっと遠ざけて避けてきたような気持ちだったのに、STUの子たちが歌って踊る姿に単純に感動してしまいました。手のひら返すようですが、ほんとにみんなで楽しめるいい曲が多いなあと実感した次第です。ひとつ、岡山で披露された「NEW SHIP」という曲を自分はまったく知らないのですが、まるでSTU48のためにあて書きされたような歌詞で、こんな予感めいた曲まであったのかとAKB楽曲の世界の深さにも触れたような気がします。 f:id:kokokokua2:20180501003442j:plain

 

〇感想④

メンバーの個性をいっそう感じられるミニステージ企画

 

ミニライブが終わったら握手会へとうつるわけですが、最初、レーン番号の若い①~⑤くらいのメンバー10名程度はモール内のイベントエリアに移動して、そこでちょっとしたゲームやクイズ、アトラクションなどのミニステージを行います。ゲームやクイズの課題を見事達成できたらご褒美に観覧しているお客さんに「撮影可能タイム」が設けられます。ここでは、2~3名のメンバーがそれぞれ自己紹介をしていろんな課題に挑戦するので、各自の性格とか個性がすごくわかります。ライブだけではわからなかったしゃべり声とか表情を見ることができて、STUに対する親近感がわきました。観覧フリーなのでお買い物中の一般のお客さんも足をとめて眺めたり、人混みを見かけてさらにどんどん人が集まってきたりと、STUのことを知ってもらうのにすごくいい機会になっていたのではと思います。

 

〇感想⑤

ゆみりんかわいい

 

ゆみりんかわいい

 

〇感想⑥

瀬戸内に響く「瀬戸内の声」と、快晴の空に届く「暗闇」

 

やっぱりSTUのオリジナル曲である、「瀬戸内の声」と「暗闇」は格別に良いものでした。たとえばイオンモール高松、ここはほんとに瀬戸内海に面していて、そのすぐそばで「瀬戸内の声」が響いているんだと思う、とても感慨深いものがありました。オーバーな言い方ですが、「瀬戸内の声」が瀬戸内海に里帰りしてきたような気持ちになりました。この曲を歌うときのメンバーの表情がいつも印象的で、切ないような、そしてなにか大切なものや大切な人を想って歌っているような感じがして、いつ聴いても心打たれるものがあります。特にいちばん最後の、♪せとうちの愛 ありがとう♪ を歌い終えた最後の振付は、両手で瀬戸内海の水をすくい、それを天に向かってかざしているようで、自然の恵みへの感謝とか畏敬を表現しているようにも見えるし、ふるさとへの愛情とか感謝を示しているようにも見えるし、ほんとにすごく大好きなところです。

 

「暗闇」も特別です。いつも野外の晴天のなかで聴く「暗闇」いいなって思うんです。基本的にはタイトルと歌詞の通り夜が場面になった歌なんですが、逆に、晴れで聴く清々しさもあって、これも大好きな曲です。毎回、この曲を歌う前には必ず瀧野由美子が「歌詞にも注目して聴いてみてください」と言うのですが、ほんとに「暗闇」という二文字の漢字から受ける印象とは異なる前向きなメッセージが込められていると思います。岡山にて、最後にこの曲を披露する前に瀧野は、「NEW SHIPという曲の中にも、僕たちは恐れない 夜明けの前の暗闇を という歌詞がありますが、」と引用したうえで、暗闇というものは決してネガティブな言葉ではない、という自分の思いを伝えました。実は毎回そんなニュアンスのことを伝えようとはしているようなのですが、うまくいってない時もあります。ちょっと難しいですよね。でも1月広島の「暗闇」リリースイベントからずっと見ていますが、少しづつ変わってきているような気がするし、ゆみりんの言葉とか気持ちの変化の中に、彼女の強みとか魅力も開花してきているのではとも思うし、まだまだこの曲の魅力は語り尽くせないような気がします。

 

せとうちめぐりとは直接関係ないですが、磯貝花音、甲斐心愛がセンターを務める「暗闇」もゆみりんとはまた違った魅力があってすごくいいです!この曲の良さとメンバーの魅力はもっともっと語られていいと思います。

f:id:kokokokua2:20180501003900j:plain

 

 

〇感想⑦

とろみちゅこっこ「ウィンブルドンへ連れてって」

門脇実優菜のエア・フィギアスケート

 

ミニステージの企画ですが、まあグダグダであったり、はっきりスベり気味なのもあったりしたわけですが、下関のミニステージは良かったですね。唯一、ここだけはイオンモールではなく公共の広場のようなところだったので、ライブと同じステージでそのままミニステージも行われました。そこで披露された、ともみちゅこっこのウィンブルドンに涙ちょちょぎれで、そのとき自分はKCちゃんと話していたのですが会話途中でダッシュして見に行きました。みゆみゆのフィギアスケートの真似が、もう真似というよりはひとつの舞踏の演目のようにも見えて、ほんとこの子はすごい力を持った子だなあと実感したり、あと兵頭葵ちゃんがピアノを演奏して尾崎舞美ちゃんが「瀬戸内の声」を歌うというちょっとした卒業のセレモニーもあったり、みんな記憶にとどめておきたい思い出です。岡山のミニライブでは張織慧ちゃんの卒業をみんなで送り出したりとか、STU48の大切な歴史の刻む場面でもあったのが、この「せとうちめぐり」というイベントだったのかなとあらためて思い返したりしました。

 

f:id:kokokokua2:20180501004010j:plain

 

〇これからのこと

2ndシングルでもせとうちめぐりがあればいいのになと、個人的には強く思っています。ただ、今回はじめてこうした企画を実施してみて、運営をする側としてはどのような判断をされているのでしょうね? かけた費用にみあうだけの動員はあったのか、とか継続してイオンモールさんの駐車場を借りることができるのか、なによりメンバーの疲労や負担はどうだったのか、などなど。ただ単純に「やって欲しい」とかやみくもにも言えないような気がしています。しかし、自分の中では全国握手会でも個別握手会でもない第三のものとして、「地元、瀬戸内7県に密着したイベント」を続けて欲しいなと思います。

 

3月19日にイオンモール岡山で行われた、「“瀬戸旅”ご招待キャンペーン~瀬戸内を味わう7つの旅」というキャンペーンの公開記者発表に 行ってきました(※)。この席で、STU48の誕生に大きな関わりを持つ、せとうちDMOの大橋さんが、「瀬戸内というものを通して、私たちはひとつになれると思っています。STU48にはその象徴になってもらいたい」「我々は今後、瀬戸内を国内と世界に向けて発信していきます。STU48にはその中心的存在であってもらいたい」との言葉を述べられました。ほんとに有難いことだなあとその時聞いて思いました。住んでいる「市」や「県」を超えて、「瀬戸内海というひとつの海」に帰属意識を持たせるに至るSTU48のコンセプトには強い共感を感じているし、彼女らがたくさんのバックアップを受けていることもほんとにすごいことだなあと思います。メンバーもこれまで、いろんな場所、場面で「瀬戸内をもっと盛り上げていきたい!」と発言しています。自分も個人で出来ることはたかが知れているのですが、それでも出来る範囲でSTU48のことをもっと強く応援していきたい。そう決意をあらたにさせた今回のせとうちめぐりでした。

 

f:id:kokokokua2:20180501004045j:plain

 

                          (だいせんせ)

 

http://setouchitourism.or.jp/ja/info/20180312aeoncampaign/