ホワイトパスポート

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 〇好きな曲

今日も握手会に行ってはみたものの、いつも話すのが苦手で、最後まで何を話そうか迷ってばかり。そういえば、ちょうどコンクールの季節だからコンクール関連の話をしようと決めて、さあ順番。

 

だ「おはよう。」

ゆ「おはようございます。」

だ「ちょうどコンクールの季節だけど、」

ゆ「そうですね」

だ「ゆみりんの、この一曲!みたいなのある?自由曲っぽいので」

ゆ「ホワイトパスポート」(即座に口からでてきた)

だ「え、ホワイトパスポート?誰の曲?」

ゆ「やぎさわさとしさん」

だ「やぎさわさとし?後で聴いてみる」

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もうひとつの「瀬戸内の声」を知っていますか?(「瀬戸内の声」ふるさとバージョン)

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それは3月19日、広島での陸上公演に参加して考えさせられたこと。

この日は、岡田奈々キャプテンが公演に参加するという大変に貴重な日で、かつ、ちょうど1年前のこの日、STUの最終オーディションが行われた日でもあった。当然、公演中のMCの話題もこのことが中心で、メンバーが1年前のいろいろな出来事を話す中、やはり圧倒的に岡田奈々さんの話しが面白かったし、非常に興味をひかれるお話しのオンパレードだった。

 

 なかでも、最終オーディションの段階で、すでに「瀬戸内の声」が出来上がっていて仮歌まで仕込まれていたことに、ここに自分は大変驚愕しいろいろと考えさせられました。

 

①(欅坂46を除いて)AKBG、乃木坂46ではそんなに早く曲は仕上がってこない

これまでの各種番組とかいろんな情報を通して、自分の中ではこれが固定観念になっていたので、最終オーディションの段階で曲がここまできっちり仕上がってることなんてあり得ないくらいすごいことだなと思ったわけです。HKT、NGTの例で言えば、最終オーディションを経て最初の曲(「初恋バタフライ」「Maxとき315号」)をもらうまでには半年から1年以上の時間を要しています。

また、秋元氏から詞がなかなかあがってこないことは皆の周知の事実で、某曲ではリップシンクの口の動きと歌詞が全然違うとか、乃木坂46のMVを撮ったある監督さんがイベントで語ったのは、「これ撮ったときにはまだ曲がなかったんですよ笑」と。曲がないのにどうやってその曲のミュージックビデオを撮るのだろう?と考えればおかしい話しなんですけど、自分も大好きなその曲は、監督さんの見事な手腕も手伝ってファンの間で名曲、名作といまでも語り継がれています。咄嗟の判断大事ですね。

 

話しそれましたが、最終オーディションに合格をはたして感動やら涙やら混乱状態のメンバーにこの曲(しかも男の声!)を聴かせても、そりゃポカーンとするわな、と思います。正直なんじゃこりゃ?と。おおよそ、アイドルソングらしくない曲だし、イメージ出来なかったのは当然なのかなと。(例えば、「初恋バタフライ」なんて超アイドルソングというイメージ。杉山さんのスマッシュヒットな曲だと思う) 

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要は、最初から「この曲ありき」だったんだなと自分はこの日判断したわけです。もしかしたら、「曲の雰囲気に合致するか」も選考条件の一つだったのかも、とかいろいろ考えさせられました。

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②「瀬戸内の声」とはなにか?

STUの母体であるせとうちDMOは、おそらく最初に、瀬戸内というひとつの海に帰属意識を向けることができるような、また、広く人々の共感を得ることができるような「ふるさとソング」をSTU48構想の以前に想起していたのではないかなと思っています。例えると「花は咲く」(作詞:岩井俊二 作曲:菅野よう子)や「ふるさと」(作詞:小山薫堂 作曲:youth case)のような、神戸の「しあわせ運べるように」のような。

それが、「瀬戸内の声」ではなかったのかなと。


ふるさとバージョン「瀬戸内の声」/ STU48 [公式]

 

 ここでは、瀬戸内7県に住む人々の暮らしや仕事、日常の生活のありのままが描かれています。自然、風土、風の音、波の音、蝉や虫の声、空の色、人間の顔、人間の声、すべてが「瀬戸内の声」として描かれています。この地に生きているすべての人々の声。

もしまだ見ていない方がおられたら、是非見ていただきたいなと思っています。自分はこのふるさとバージョンが大好きで、STU48バージョンと甲乙つけられないくらい、両方大好きです。特に、声以外の自然の音を排除せずに、サウンドスケープとしてそのまま取り入れているところが素晴らしいなと感じています。

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③ゆみりんかわいい

ゆみりんかわいい

 

④瀬戸内の暮らしのそばにある問題

急に暗いというかやや深刻な話しなのですが・・。想田和弘さんという映画作家さんの作品で、「牡蠣工場」という作品があります。岡山県牛窓が映画の舞台になっています。そう、牛窓は同時に「瀬戸内の声」の舞台でもあるのですが・・。

 

映画『牡蠣工場』公式サイト|想田和弘監督作品観察映画第6弾

 http://www.kaki-kouba.com/

ここでは内容に触れませんが、静かで小さな瀬戸内の町にも大きな変化の波があります。非常に抗い難いというか、ちょっとどうにもできないような問題。一見するとわからないんですけどね。

 個人的なことであれですが自分の仕事に置き換えてみても、それは半径4キロ圏内のまるで原始共生制の社会の中で生きて、生かされているみたいなものです。広く見積もっても半径20キロ圏くらいかな。それくらいの人とかお金とか経済の繋がりなかで暮らしています。まして、もしも世の中が平和でなくなったらいちばんに吹っ飛んでしまうような自分の仕事です。

 

⑤最後の歌詞が示すもの

かなり話しがとびましたが、海の近くでこの曲をぼんやり聴いていると、だいたいいつも最後あたりでほろほろ涙が流れてきます。

  そばで 青い海は

  どんな時もやさしくおおらかで

  淡い日差しの中

  僕は願いを風に向かって叫ぶ

 

  そばで 海がずっと

  変わらぬもの教えてくれたんだ

  時が過ぎ去っても

  この自然が幸せの目印だ

  瀬戸内の愛 ありがとう

 

自分の人生にはなにも残せるものなどないのですが、それでも、瀬戸内の海とか景色って綺麗だな、ここでいろいろ良い出会いをさせてもらったなとか、なんとなくだけど、ありがとうの気持ちだけは残して残りを生きていきたいな、なんて思います。

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⑥福田がんばれ

ふくちゃんがんばれ!

                            (だいせんせ)

故郷(ふるさと)を離れ都会で働くすべての人の応援ソング『思い出せてよかった』(STU48)

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①歌詞について 

 

ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみのなかにそを聴きにゆく

 

昔学校で習った石川啄木のこの短歌に、少し似たような世界観を持つのがSTU48二番目のオリジナル曲「思い出せてよかった」です。もちろん自分の独断と偏見ですが。

岩手から上京してきた啄木は、その作品から感じられるイメージほどには清貧というわけではなくて、有名な貧乏な逸話もその原因は女遊びと、地道に働くことができない自身の性格。わかりやすく言えば生活破綻者なんだけれど、そういうところも含めて彼には共感しか覚えない自分もいたりなんかして・・。

 

いきなりSTUとはなんの関係もない話しですが、たぶん、どうせ浅草あたりで夜遊びしたりして辿り着いた上野駅で思いがけずふるさと訛の言葉に接したのかな、なんて想像をするのですが、その時彼の胸に去来した思いの中に「希望」のひとかけらがあったんじゃないのかな、そんな想像もするのです。夢を抱いて東京に出てきても思い通りにならない人生もある。自分に言い訳したりして、酒飲んだりして、お遊びしたりして、そんな人生を送ってしまったけど、不意のふるさと訛に若かりし頃の自分を思い返してみたり・・・。

 

STUに戻ります。こちらはもっと綺麗で純粋なお話し(笑)。

君と知り合ってどれくらいだろう?

いつが初めてか覚えていない

ずっと昔から聞いていたような

言葉の懐かしさを僕は感じていた

 

雑踏のその中で

見失う花がある

通り過ぎる人の群れは

あの日見てた夢を捨てて

どこへ向かうのかな

 

思い出せてよかった

僕がこの街を目指したわけ

もしも君と巡り合わなければ

自分を忘れて きっと流されていた

 

ただの付き合いで行っただけなのに

花火大会に君がいたんだ

誰も気づかないイントネーションに

一瞬 故郷(ふるさと)の空が目に浮かんだ

 

打ち上げた五尺玉

消える度真っ暗で

そばの誰かさえ見えず

僕は揺れる影のようで

孤独だと思った

 

思い出した希望は

遥かあの街の風の匂い

海を見つめ 語り合った未来

青春時代の友は元気だろうか?

 

ほっとしたよ 出会って

僕は今だって変わってない

 

思い出せてよかった

僕がこの街を目指したわけ

もしも君と巡り合わなければ

自分を忘れて きっと流されていた

 

           作詞:秋元康 作曲:Hiro Hoashi 歌:STU48

 

 都会で働き始めると、とにかく仕事も生活もいろんなおつきあいも大変で、次第に故郷とは疎遠になっていくものです。若いころは大袈裟に語ってみせた夢だとか希望も、そのうち現実に収束されていくものだと思います。歌詞の中の「雑踏のその中で見失う花がある」「通り過ぎる人の群れはあの日見てた夢を捨ててどこへ向かうのかな」、という表現が象徴的なのかなと思います。よくわかります。

 

そんな中、その言葉に懐かしさを感じる「君」に出会って、自分を思い出すことができた。そんな一番の歌詞だと思います。

 

二番になると歌詞はもっと踏み込んでいきます。

「誰も気づかないイントネーションに一瞬故郷の空が目に浮かんだ」、そして、花火の光のあとの影に自分の孤独を重ね合わせます。自分の胸の孤独の箱の隅には実はまだ「希望」が残っていて、主人公はそのことを思い出すわけです。「海を見つめ語り合った未来」「遥かあの街の風の匂い」と一緒に。

 

特に恋愛のうたというわけでもないし、ぼんやり聴いてると、どういう歌詞なの?みたいな印象を受けるのですが、自分には歌詞全体を通して、「 故郷(ふるさと)を離れて都会で働いている人の背中を押す応援ソング」のように感じられました。

 

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②曲調について

イントロ・・四分音符二つ+八分音符四つ×2小節。2小節を一括りとする定型

      フレーズのリフレイン。基本最初から最後まで。最近、乃木坂の

      シンクロニシティーやはじまりか、でも耳にする定型フレーズの

      リフ。古来用いられてきた手法、個人的には大変好き。

      音的にはピアノ系の音だけど、打弦楽器のそれではなくて、なにか

      つまびいているような感じにも聴こえる。結果的に、このイントロ

      が流れると、「ピンとした緊張感」が生まれて、聴く人の耳をより

      集めるようにできているとてもいいイントロだと思います。

Aメロ・・・一番と二番では、バックのギターに大きな違いがある点に注目。素直で

      親しみやすいメロディー。

Bメロ・・・ギターのカッティングがすごくグリップ効いていて、聴いていて大変

      心地よい。上昇系を盛り上げていく乃木坂だったらストリングス的な

      音がここでは80年代アナログシンセ楓の音が用いられていて、これも

      個人的にとても好き。

サビ・・・・安定の「カノン進行」。ポップスの定番。

      男性コーラスで厚みを付けるのあまり好きではないけれど、ここでは

      とても効果的だなと感じる。メンバーのやさしい歌声と、バックで

      鳴っているいろんな音やフレーズが重なり合って分厚いうえにバランス

      よい。コーラスだけが、或はバックトラックだけが浮いているといった

      印象も無い。

 

 総じて、よい曲だなあ、という印象。

 

 ③ゆみりんかわいい

 

ゆみりんかわいい

 

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 ④MVについて

 

小豆島(香川県)ですね。神戸、姫路、岡山、高松などからフェリーで渡ります。

撮影場所はオリーブ園。自分も行ってみたのですが、小高い丘のうえにあって、瀬戸内海が見渡せる風光明媚な場所でした。

  

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 ⑤最後に

現在行われている陸上公演で、オープニング曲として披露されるのがこの「思い出せてよかった」です。「思い出せてよかった」とメジャーデビューシングル「暗闇」の2曲はフルコーラスで演奏されます。どの曲も大切だけれど、とりわけ、この曲はSTUにとって大切にされている曲、フルで演奏して伝えたい何かがある曲なのかなと思っています。

 

今まで、瀧野、磯貝、甲斐の3名のセンターによる楽曲披露を見てきましたが、この曲に関しては圧倒的に瀧野由美子がいいです。曲の冒頭で、手をピンと上にまっすぐに伸ばして上を向く振りがあるのですが、照明がパッと明るくなった瞬間のゆみりんのシルエットがあまりに美しくて目を奪われます。恵まれた身長と長い手足がこの曲のダンスに映えています。

 

 自分は東京から故郷に戻ってきたけれど、逆に、東京時代に抱いていた夢を思い出して、「故郷に流されず」日々を頑張っていきたいな。

この曲を聴いてそんなふうに思います。

                               (だいせんせ)

 

 

追記

先日、フタバ図書海田店さんでこの曲が収録されている「11月のアンクレット」(TypeA)を購入したのですが、開封したらなんと中の写真がゆみりんでしたー!

ありがとーーー!!

 

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綺麗とかわいいの魔法使い STU48田中皓子

まだ夢うつつのような、ぼんやりと起きた土曜の朝。

いつもなら夜に配信のある田中晧子さんのSHOWROOM。朝に通知があるの珍しいなと思って見てみる。

 

もういちど夢におちて眠ってしまいそうな、柔らかくてやさしい情景だった。

レースのカーテン越しにさす朝の光がちょっと僕にはまぶしくて目を細める。だけど田中さんはあの大きな目でじっとこちらを見てて、ちょっと憎らしい。

 

ぼさぼさで整えられていない髪。垣間見えるプライベート感にドキドキする感覚。朝の乱れ髪に感じる大人の女性の魅力。たぶんお化粧もなにもしていない。

 

頬杖をつく仕草と少しのため息とか。距離がぐっと近くに感じられて引き込まれていく感じ。

 

微睡みから少しづつ覚醒していくスイッチみたいに黒酢を飲む。歌謡曲ならコーヒーだけど。

 

同室が岩田陽菜ちゃんなのかな?まだ眠っているらしくてずっと小声でしゃべっていて、その少し声のかすれた感じがまたいい。ヒソヒソ話しにし無意識に耳や顔が近づいていく感じになる画面越し。

 

中晧子さんはお綺麗な人であるな。いや、かわいい人なのか。たぶん両方か。なんだか光に浮かんだ幻でも見ているかのような、魔法にでもかけられたような貴重な朝の配信だった。

 

画像なんにも貼らないけど、スクリーンショット撮らないでじっと見てたので。

 

あんましあげすぎるとなんなんで、最初つけてたマスクは6日間使ってるそうでそこらへんはちょいズボラ女子もはいってる笑!

 

SHOWROOMの感想。

 

 

 

 

 

STU48「せとうちめぐり」の感想

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せとうちめぐり全日程終了しました。

3月の愛媛から先日の香川まで駆け抜けましたね。自分は愛媛と徳島には行けなかったのですが、5県のせとうちめぐりに参加することができました。なによりメンバー、スタッフの皆さん、そして参加されたファンのみなさんも、ほんとうにおつかれさまでした。終わってみれば、本当に充実したイベントだったなあとしみじみ。今後またこういう機会があれば自分には嬉しいのですが、動員数のこととか、或は会場運営の問題とか、ちょっと簡単ではないのかなと思い、自分の備忘録的に感想とかまとめておきたいなと思いました。

 

そもそも、「せとうちめぐり」ってなんだ?というお話しなのですが、 STU48のオフィシャルサイトからの引用となります。

瀬戸内7県周遊握手会「せとうちめぐり」とは
瀬戸内7県にあるイオンモールなどの駐車スペースに、大規模な特設会場を設置し、ライブやステージ企画、握手会を開催します!

それだけではありません!
イオンモール会場では、店内イベント広場にて、メンバーによるミニステージイベント企画も開催!

さらに!!! 
ライブコーナーでは、10曲以上のパフォーマンスに加え、一部撮影自由のコーナーも!!!
(
※12.9情報更新致しました。)

※もちろん、海峡ゆめ広場(山口県下関市)でも、同様のライブ、握手会、ステージイベント企画を開催!
(会場スペースによってはステージに全員が出演しない場合もございます。握手会につきましては全員参加予定となります。あらかじめご了承ください。)

 

 日程なのですが、これも同様にオフィシャルサイトからの引用です。

【瀬戸内7県周遊握手会「せとうちめぐり」】
2018.3.17()イオンモール新居浜愛媛県
http://niihama-aeonmall.com/static/detail/access

2018.3.18()イオンモール広島祇園広島県
http://gion.aeonmall.com/static/detail/access-transport

2018.3.25()海峡ゆめ広場【山口県

2018.4.14()イオンモール岡山【岡山県
http://aeonmall-okayama.com/static/detail/access

2018.4.21()イオンモール徳島【徳島県
http://tokushima-aeonmall.com/static/detail/access

2018.4.22()イオンモール神戸北兵庫県
http://kobekita-aeonmall.com/static/detail/access-transport

2018.4.28()イオンモール高松【香川県
http://www.aeon.jp/sc/takamatsu/access/

 

全国握手会と個別握手会とは別に、もうひとつ別の握手会が存在するの?最初このお知らせを見たときにはピンとこなかったのですが、イオンモール広島祇園ではじめて参加してよくわかりました。ひらたくいえば、「全国握手会の発想を地元、瀬戸内7県に密着して実施する」みたいな感じでした。ミニライブ・握手会に加えて、モール内のイベントエリアでのミニステージの企画があったり、特にミニステージは観覧フリーなので、とにかく「そこに行けば1日STU48を楽しむことができる」イベントでした。とにかくイオンモールさんの全面的な協力がなければ実施が不可能なことを思えば、「地域を巻き込んだイベントであった」とも言うことができるでしょう。

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〇感想①

屋外ステージが設定された6か所に関して、その日がすべて晴れだった!

イオンモール岡山だけが屋内でのイベント設定で、なんとその日は雨!)

 

まず乃木坂では考えられないです笑。だいたい雨が多いので、あと台風とかも笑。偶然とはいえ、これだけよくお天気に恵まれたなあと思います。季節がよかったせいもあると思いますが、あらためて瀬戸内って雨が少ない(晴れが多い)んだなと実感。統計上はどうなのか知りませんが。みんな晴れ女?

 

〇感想②

気軽に見ることができた

 

これは、あまり人がいないことの裏返しでもあるのですが、5年間の乃木オタ生活の中で握手会系のイベントには苦行がつきもの、という感覚が身についてしまっているのでw、列に長時間並んだり、ものすごい人口密度の中に放り込まれたりとかがなかったので、拍子抜けするくらい快適だった。精神的・物理的にメンバーをより近くに感じることができたような気がします。よく「遠征しなくて済むからコスパいいでしょ」とか言われたりもするのですが、実はインテックス大阪行くのも幕張メッセ行くのも広島行くのもたいして時間は変わらなかったりします。費用に関してはLCCや高速バス使って東京行くケースと比べたら変わらないですね。最近はノーマルで飛行機とか新幹線に乗らないので「交通費は安上り」という実感はないです。むしろ、せとうちめぐりで各地を訪れるたびに、その地元の美味しいものとかをいっぱい食べてしまったので笑、むしろお金はこっちのほうがいっぱい使ってるかも(最近は塚田農場にも鳥貴族にも行ってませんw)。気持ちがすごくリラックスできてるような。

 

〇感想③

やっぱりAKB48って偉大なんだなあ、と思ったこと。

 

ライブのセットリストの中心はAKB48の曲でした。「ヘビーローテーション」や「365日の紙飛行機」、「恋するフォーチュンクッキー」に代表される誰もが知っているような曲が多くをしめてました。また、懐かしい「言い訳メイビー」や「大声ダイヤモンド」とかも。こうした曲たちをずっと歌い継いで、そして今日まで一緒に残してきたAKBのメンバーとファンの皆さんに尊敬の気持ちを抱きました。自分にはAKBの曲に触れることがものすごく新鮮が体験で、これまでずっと遠ざけて避けてきたような気持ちだったのに、STUの子たちが歌って踊る姿に単純に感動してしまいました。手のひら返すようですが、ほんとにみんなで楽しめるいい曲が多いなあと実感した次第です。ひとつ、岡山で披露された「NEW SHIP」という曲を自分はまったく知らないのですが、まるでSTU48のためにあて書きされたような歌詞で、こんな予感めいた曲まであったのかとAKB楽曲の世界の深さにも触れたような気がします。 f:id:kokokokua2:20180501003442j:plain

 

〇感想④

メンバーの個性をいっそう感じられるミニステージ企画

 

ミニライブが終わったら握手会へとうつるわけですが、最初、レーン番号の若い①~⑤くらいのメンバー10名程度はモール内のイベントエリアに移動して、そこでちょっとしたゲームやクイズ、アトラクションなどのミニステージを行います。ゲームやクイズの課題を見事達成できたらご褒美に観覧しているお客さんに「撮影可能タイム」が設けられます。ここでは、2~3名のメンバーがそれぞれ自己紹介をしていろんな課題に挑戦するので、各自の性格とか個性がすごくわかります。ライブだけではわからなかったしゃべり声とか表情を見ることができて、STUに対する親近感がわきました。観覧フリーなのでお買い物中の一般のお客さんも足をとめて眺めたり、人混みを見かけてさらにどんどん人が集まってきたりと、STUのことを知ってもらうのにすごくいい機会になっていたのではと思います。

 

〇感想⑤

ゆみりんかわいい

 

ゆみりんかわいい

 

〇感想⑥

瀬戸内に響く「瀬戸内の声」と、快晴の空に届く「暗闇」

 

やっぱりSTUのオリジナル曲である、「瀬戸内の声」と「暗闇」は格別に良いものでした。たとえばイオンモール高松、ここはほんとに瀬戸内海に面していて、そのすぐそばで「瀬戸内の声」が響いているんだと思う、とても感慨深いものがありました。オーバーな言い方ですが、「瀬戸内の声」が瀬戸内海に里帰りしてきたような気持ちになりました。この曲を歌うときのメンバーの表情がいつも印象的で、切ないような、そしてなにか大切なものや大切な人を想って歌っているような感じがして、いつ聴いても心打たれるものがあります。特にいちばん最後の、♪せとうちの愛 ありがとう♪ を歌い終えた最後の振付は、両手で瀬戸内海の水をすくい、それを天に向かってかざしているようで、自然の恵みへの感謝とか畏敬を表現しているようにも見えるし、ふるさとへの愛情とか感謝を示しているようにも見えるし、ほんとにすごく大好きなところです。

 

「暗闇」も特別です。いつも野外の晴天のなかで聴く「暗闇」いいなって思うんです。基本的にはタイトルと歌詞の通り夜が場面になった歌なんですが、逆に、晴れで聴く清々しさもあって、これも大好きな曲です。毎回、この曲を歌う前には必ず瀧野由美子が「歌詞にも注目して聴いてみてください」と言うのですが、ほんとに「暗闇」という二文字の漢字から受ける印象とは異なる前向きなメッセージが込められていると思います。岡山にて、最後にこの曲を披露する前に瀧野は、「NEW SHIPという曲の中にも、僕たちは恐れない 夜明けの前の暗闇を という歌詞がありますが、」と引用したうえで、暗闇というものは決してネガティブな言葉ではない、という自分の思いを伝えました。実は毎回そんなニュアンスのことを伝えようとはしているようなのですが、うまくいってない時もあります。ちょっと難しいですよね。でも1月広島の「暗闇」リリースイベントからずっと見ていますが、少しづつ変わってきているような気がするし、ゆみりんの言葉とか気持ちの変化の中に、彼女の強みとか魅力も開花してきているのではとも思うし、まだまだこの曲の魅力は語り尽くせないような気がします。

 

せとうちめぐりとは直接関係ないですが、磯貝花音、甲斐心愛がセンターを務める「暗闇」もゆみりんとはまた違った魅力があってすごくいいです!この曲の良さとメンバーの魅力はもっともっと語られていいと思います。

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〇感想⑦

とろみちゅこっこ「ウィンブルドンへ連れてって」

門脇実優菜のエア・フィギアスケート

 

ミニステージの企画ですが、まあグダグダであったり、はっきりスベり気味なのもあったりしたわけですが、下関のミニステージは良かったですね。唯一、ここだけはイオンモールではなく公共の広場のようなところだったので、ライブと同じステージでそのままミニステージも行われました。そこで披露された、ともみちゅこっこのウィンブルドンに涙ちょちょぎれで、そのとき自分はKCちゃんと話していたのですが会話途中でダッシュして見に行きました。みゆみゆのフィギアスケートの真似が、もう真似というよりはひとつの舞踏の演目のようにも見えて、ほんとこの子はすごい力を持った子だなあと実感したり、あと兵頭葵ちゃんがピアノを演奏して尾崎舞美ちゃんが「瀬戸内の声」を歌うというちょっとした卒業のセレモニーもあったり、みんな記憶にとどめておきたい思い出です。岡山のミニライブでは張織慧ちゃんの卒業をみんなで送り出したりとか、STU48の大切な歴史の刻む場面でもあったのが、この「せとうちめぐり」というイベントだったのかなとあらためて思い返したりしました。

 

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〇これからのこと

2ndシングルでもせとうちめぐりがあればいいのになと、個人的には強く思っています。ただ、今回はじめてこうした企画を実施してみて、運営をする側としてはどのような判断をされているのでしょうね? かけた費用にみあうだけの動員はあったのか、とか継続してイオンモールさんの駐車場を借りることができるのか、なによりメンバーの疲労や負担はどうだったのか、などなど。ただ単純に「やって欲しい」とかやみくもにも言えないような気がしています。しかし、自分の中では全国握手会でも個別握手会でもない第三のものとして、「地元、瀬戸内7県に密着したイベント」を続けて欲しいなと思います。

 

3月19日にイオンモール岡山で行われた、「“瀬戸旅”ご招待キャンペーン~瀬戸内を味わう7つの旅」というキャンペーンの公開記者発表に 行ってきました(※)。この席で、STU48の誕生に大きな関わりを持つ、せとうちDMOの大橋さんが、「瀬戸内というものを通して、私たちはひとつになれると思っています。STU48にはその象徴になってもらいたい」「我々は今後、瀬戸内を国内と世界に向けて発信していきます。STU48にはその中心的存在であってもらいたい」との言葉を述べられました。ほんとに有難いことだなあとその時聞いて思いました。住んでいる「市」や「県」を超えて、「瀬戸内海というひとつの海」に帰属意識を持たせるに至るSTU48のコンセプトには強い共感を感じているし、彼女らがたくさんのバックアップを受けていることもほんとにすごいことだなあと思います。メンバーもこれまで、いろんな場所、場面で「瀬戸内をもっと盛り上げていきたい!」と発言しています。自分も個人で出来ることはたかが知れているのですが、それでも出来る範囲でSTU48のことをもっと強く応援していきたい。そう決意をあらたにさせた今回のせとうちめぐりでした。

 

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                          (だいせんせ)

 

http://setouchitourism.or.jp/ja/info/20180312aeoncampaign/

 

感想:「世界はどこまで青空なのか?」


niigata1

土曜日に映画館でAKBGのリクアワを観た。最後にリクアワを観たのは2012年の西宮の映画館。順位が発表されると思ったら、「番外編」と画面に出ていきなり「ぐるぐるカーテン」の文字が躍った日。そんな超久しぶりのリクアワ鑑賞。最近の流れはなんとなく心得ていたので、知ってる曲がないのは承知のうえ。でも、もしかしたらSTU48の「瀬戸内の声」がランクインしてるかなと密かな期待を抱いての着席。(実は岡田奈々さんと村山彩希さんが目当てでもあった)



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ありがとうございました。「脳外博覧会」

「脳外博覧会」、無事終了いたしました。
12月2日、3日の2日間で、およそ300名の来場をいただいたとのことです。多くの方にご来場いただけましたことを大変嬉しく思いますと同時に、なによりその人の多さにびっくりしております。また、直接足を運んで参加していただいた方以外にも、このイベントには直接、間接を問わずいろいろなかたちで実に大勢の方々が加わり、ご協力・ご支援をいただきました。遠方におられる方からの声援もいっぱいいただきました。

まずは、「脳外博覧会」を支えて下さったすべての方々に厚くお礼申し上げたいと思います。このたびは、ほんとうにありがとうございました。お一方、お一方へのお礼もままならず大変申し訳なく思いますが、終了から3日が経つものの、未だに何が終わったのか、はたまた何が起こっていたのか、頭が混乱から抜け出せておりません。少しづつですが、また乃木坂の現場等でお会いさせていただいた時に、あらためてお礼を申し上げたいと思います。その時までどうかご容赦いただきたいと存じます。

おかげさまで、二日間を通じて大きなトラブル、事故やケガ等もなく、無事に終えることができました。来場いただいた方にとって楽しい場所であったか、居心地のよい場所であったか、不安もあるのですが、「伊藤万理華さんが好き」「伊藤万理華さんに感謝を伝えたい」、その気持ちだけを頼りにやってきました。「脳外博覧会」を通して、少しでもその気持ちをお伝えすることができていたなら、嬉しいなと思います。ただ、正直、至らない部分も多かったと感じています。僅かな準備期間の中で努力はしてみましたが、やはり十分出来ていないことも多かったです。そんな中でも、来場いただいた多くの方からあたたかい言葉をかけていただき、励ましていただきました。ほんとうに嬉しい!と思ったと同時に、やってよかった!と心の底から思いました。たくさんの人の思いの中に我々スタッフもまた生かされてるんだ、みんな伊藤万理華のことを思う同志なんだ、ということを強く実感しました。

共に素晴らしい時間と空間を作り、共有することができたすべての方々にいまいちど、お礼申し上げたいと思います。
このたびは、ほんとうにありがとうございました。
                   (だいせんせ)